22歳の“ヴァーディ二世”がレスター移籍へ 英7部から驚異のステップアップ
スタンフォード・レンジャースのゴードンが、新たなシンデレラストーリーを描くか
日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティは、シェイクスピア新監督就任以降に昨季の戦いぶりを取り戻して公式戦連勝を続けているが、補強でも“ヴァーディ二世”の獲得に成功したようだ。英紙「ザ・サン」が報じている。
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レスターが獲得濃厚と見られているのは、現在22歳のジョシュ・ゴードンという選手。正直なところ名前が知れ渡っていない選手だが、現在のエースFWジェイミー・ヴァーディと酷似している部分がある。それはゴードンの歩んだキャリアだ。
かつてヴァーディは、フットボーラーとしての生活をストックブリッジというチームで始めたが、そのチームが所属するのは英7部リーグだった。そして現在スタンフォード・レンジャースというクラブに所属するゴードンも、現在英7部リーグを舞台に戦っている。
その舞台でゴードンは11ゴールと結果を残しており、掘り出し物発見を得意とするレスター強化部のお眼鏡に適ったようだ。同紙によると、ゴードンが自身のフェイスブックを更新し、「プレミアチャンピオンであるレスター・シティと正式に契約できると、ついに発表できてうれしいよ。自分の人生の新章が始まることを楽しみにしています」とクラブの公式声明よりも先んじて、本人がレスター加入が決まったことを発信している。
同紙によるとゴードンはサイド、中央どちらでもプレーできるタイプだという。昨夏レスターはFWイスラム・スリマニ、FWアーメド・ムサらを獲得したが、来季に向けて早くも“雑草アタッカー”を獲得した。ヴァーディ、そして岡崎ら前線の選手にとっては、またもチーム内競争が激化することになりそうだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images