負傷明けのミランFWがスタメン復帰予想 本田は21戦連続の先発落ち濃厚
スソがパレルモ戦に右ウイングで先発と伊紙が予想
ACミランの日本代表FW本田圭佑は、9日の本拠地パレルモ戦でリーグ戦21試合連続のスタメン落ちが濃厚になった。太ももの故障で1カ月間離脱していたエースのFWスソが、4日の練習復帰後、即右ウイングでスタメン出場すると予想されており、同ポジションのライバルである本田の2017年リーグ戦初出場は遠のく一方のようだ。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督から信頼を手にできていない本田だが、この1カ月間は出場機会を手にする絶好のチャンスを迎えていた。今季6得点7アシストの活躍で、ミランの右サイドに君臨するスソは、3月4日のキエーボ戦(3-1)で負傷し途中交代。1カ月間離脱していた。
だが、本田はライバルが不在となったこのチャンスを生かせなかった。スソの代役を務めたFWルーカス・オカンポスも決して安定したパフォーマンスを披露できていないが、本田に出番が巡ってくることはなく、苦境は今も続いている。
「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙は、パレルモ戦のミランの布陣を4-3-3と予想。GKドンナルンマ、DFはデ・シリオ、サパタ、ロマニョーリ、カラブリア、MFはクツカ、ソサ、パサリッチが並び、3トップには右からスソ、バッカ、デウロフェウが入るという。3月23日のUAE戦、28日のタイ戦と、日本代表の一員としても途中出場から見せ場を作れなかった本田は、ミランでの暗く長いトンネルを抜け出す糸口をいまだ見出せていない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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