上海上港のフッキ、ACL浦和戦を欠場か 中国リーグで足首を痛め負傷交代

山東魯能戦で先制点も後半に足首を負傷 中3日で挑む敵地の浦和戦出場に暗雲

 上海上港の元ブラジル代表FWフッキが、7日の中国1部リーグの一戦で負傷交代し、11日に行われるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)第4節の浦和レッズ戦を欠場する可能性が急浮上している。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じた。

 フッキは7日の山東魯能戦に先発出場し、前半10分に先制ゴールを挙げた。チームの2-1勝利を引き寄せたが、試合の残り20分ほどで足首を負傷して交代。状態が大きく懸念されると報じられている。11日のアウェー浦和戦まで、移動を伴う中3日という日程から、欠場の可能性が急浮上した。

 これは、浦和にとっては大きな朗報となるかもしれない。3月15日に上海に乗り込んだ第3節のゲームでは2-3で敗れたが、その3点目を決めたのがフッキだった。浦和守備陣が3人で囲んでフッキのドリブル突破を止めにかかり、フッキは上体が地面に着こうかというところまでバランスを崩したが、そこから強引に体勢を立て直してそのまま突破。日本代表GK西川周作の足の間を抜く、強烈な左足シュートを叩き込まれていた。

 Jリーグでは規格外となる“重戦車”ぶりを、まざまざと見せつけられたフッキが欠場となれば、ホームでのリベンジを誓う浦和にとっては追い風となる。

 

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