「内田篤人のFOOTBALL TIME」でパルマの日本代表GK鈴木彩艶を語った

　イタリア1部パルマに所属する日本代表GK鈴木彩艶は、今冬の移籍市場でもビッグクラブへステップアップ移籍するのではないかと報じられている。スポーツチャンネル「DAZN」の「内田篤人のFOOTBALL TIME」で、元日本代表DF内田篤人氏は「彩艶が日本で一番有名なサッカー選手になるかも」と、世界に名を轟かせるメガクラブが関心を集める22歳について言及した。

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　今夏、ベルギー1部シント＝トロイデンからパルマに移籍した鈴木は、正GKとして活躍。守備が決して強くないチームのなかで、獅子奮迅の活躍を見せている。プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、チェルシー、ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンなどが、獲得に向けた動きを見せていると連日のように報じられている。GK大国イタリアでも、エリア内でのシュートセーブ数はリーグトップの数字を叩き出している鈴木は、12月のクラブ月間MVPにも選出された。

　ドイツでは、バイエルンが元ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーの後継者として、鈴木をリストアップしたと報じられているという。これを聞いた内田氏は「行ってほしい！　バイエルン！　バイエルンに行ったら取材いけるやん。ノイアーにも会えるし、みんなに会える」と、シャルケ時代のチームメイトだったノイアーとの再会にも思いを馳せた。

　さらに内田氏は「ノイアーの後釜ってすごいね」とゲストのU-20日本代表の船越優蔵監督に同意を求め、「僕ね、ちょっと思っているのが、ザイオンが日本の一番有名なサッカー選手になるかなと思っているんです。だって、これでバイエルンに行ったら、世界のトップ5ですよ。ノイアーの後釜って言われたらもう……」と、世界最高峰が近いと語った。

　そして想像を膨らませ、「ノイアーがコーチとして残ったりしたら、ノイアーと練習をしたりする。俺もその隣でキャッチングの練習をしようかな」と冗談を飛ばし、「バイエルンに行ってほしいなー！」と、バイエルン史上初の日本人GK獲得に期待した。