ドルトムント香川、バイエルンとの大一番欠場へ 遠征メンバー落ちが判明

怪我人多発のドルトムント ヴァイグルとともに外れたと独紙報じる

 ドルトムントの日本代表MF香川真司が筋肉系のトラブルにより、現地時間8日に行われる敵地バイエルン・ミュンヘンとの伝統の一戦“デア・クラシカー”を欠場することが決まった。バイエルン戦の遠征メンバーに加わらなかったことが判明したと、地元紙「ルール・ナハリヒテン」が報じている。

 香川は直近の公式戦5試合に先発出場していた。4日のハンブルガーSV戦では1ゴール1アシストと活躍し、3-0の勝利に貢献。ブンデスリーガ公式ツイッターが行ったユーザー投票で、第27節のMVPにも選出されている。シーズン終盤に差しかかってからの完全復活をアピールしていたが、トーマス・トゥヘル監督はバイエルン戦に向けた記者会見で「ヴァイグル、香川、ピスチェクは出場できるかとても微妙な状況。バルトラも負傷した」とコンディションに不安を抱える主力の状況について語っていた。

 同紙の記事では「ドルトムントの監督トーマス・トゥヘルにとって、選手の状況はトリッキーだ。ユリアン・ヴァイグルとシンジ・カガワは金曜日の午後、ミュンヘンへのフライトに乗らなかった。マルコ・ロイス、アンドレ・シュールレ、エリック・ダルム、マリオ・ゲッツェも欠場する」と報じている。

 筋肉系のトラブルを抱える香川は、ヴァイグルとともにドイツ王者との大一番のピッチに立つことはできないようだ。負傷者続出のドルトムントにとってもブンデスリーガ最大の決戦に向けて、復権を果たした“小さな魔法使い”を失うことは大きな痛手となりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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