久保建英と同僚に…日本代表の電撃トレード加入浮上 ソシエダが提案の“97億円”減額へ

アーセナルの冨安健洋にトレード案が浮上【写真:Getty Images】
アーセナルの冨安健洋にトレード案が浮上【写真:Getty Images】

アーセナル冨安健洋はスビメンディ獲得に向けたトレード要員の一人とされる

 イングランド1部アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋と、スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英が、クラブでチームメイトになる可能性が浮上した。これまでは久保がソシエダを離れ、プレミアリーグに挑戦するという報道があったが、今回は逆。カタルーニャメディア「El Nacional」によれば、アーセナルがスペイン代表MFマルティン・スビメンディの獲得に向けたトレード要員の一人として、冨安を提案したという。

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 最終ラインを幅広くこなせる選手として、ミケル・アルテタ監督からの評価も高い冨安だが、昨シーズンから負傷を繰り返しており、ほとんどの試合を欠場している。2024-25シーズンに入ってからのプレー時間は、わずか6分となっており、日本代表の森保一監督にとっても頭の痛い問題だ。

 現在、プレミアリーグでリバプールとの首位争いをしているアーセナルは、昨夏に続き、今冬の移籍市場でもソシエダのスビメンディをチームに加えようとしているという。スビメンディとソシエダの契約には、6000万ユーロ(約97億円)の契約解除条項があるものの、アーセナルは2人の選手をトレードに出すことで、この金額を安くしようとしているようだ。

 その一人として名前が挙がったのが、冨安である。記事では、「彼は昨シーズンまではローテーションの選手としてとても重要であり、守備能力と安定感によってレギュラーになった。しかし、今季は負傷に苦しみ、わずか1試合しかプレーしていない。加えてポジション争いが熾烈になり、日本代表選手はドアの開いているエミレーツスタジアムを離れることを考えている。アーセナルは冨安を不可欠な選手とは考えておらず、スビメンディ獲得のプランに彼を加えたがっている」と、アーセナルの立場を報じた。

 さらに「新たな右サイドバックを探すレアル・ソシエダにとっても興味深い補強になる」と、レアル・ソシエダにとっても理に適った補強になると指摘。なお、冨安とともに名前が挙げられているのは、ポーランド代表DFヤクヴ・キヴィオルで、アーセナルは冨安とキヴィオルに加えて3000万ユーロ(約48億円)を支払うことで、スビメンディ獲得を実現しようとしているという。

 冨安がソシエダに加入することになれば、久保とチームメイトになることになり、さらに右サイドでコンビを組む可能性も出てくる。今週に入ってアーセナルの練習にも復帰したという報道も出てきた冨安だが、シーズン後半戦を新天地で再スタートを切ることになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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