日本代表にマンUの関心再燃も…移籍金76億円は「高額だ」 1月中に電撃移籍の可能性は
マンチェスター・ユナイテッドが日本代表GK鈴木彩艶の獲得に再び関心か
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは浦和レッズに在籍していた当時からも日本代表GK鈴木彩艶の獲得に関心を示していた。しかし、鈴木はベルギー1部シント=トロイデンに移籍し、昨夏の移籍市場ではイタリア1部パルマへ移籍している。そこでの活躍が再びイングランドの名門の関心を引き寄せたようだ。英専門誌「Four Four Two」が報じている。
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マンチェスター・ユナイテッドはFA杯3回戦で退場者を出しながらも、アーセナルと1-1で延長戦を終え、PK戦の末に5-3で勝利した。この試合で勝利の立役者となったのはGKアルタイ・バユンドゥルだったが、ルベン・アモリム監督は、この3回戦のヒーローの出番を減らすかもしれない補強も辞さないつもりだという。
この1月の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドは、以前にも獲得に乗り出していた鈴木の獲得に動くと伝えられている。850万ポンド(約16億円)の移籍金でパルマに移籍した鈴木について、「ヨーロッパでのパフォーマンスは、マンチェスター・ユナイテッドの注目を再び集めるきっかけとなった。日本代表選手は今シーズンのセリエAで先発出場した18試合で好成績を収めている。4年以上の契約が残っている以上、鈴木は安くない。報道によれば、鈴木は4000万ポンド(約76億円)の値段がついているが、ユナイテッドで第1GKになることができないかもしれない選手にとっては、高額な移籍金だ。その結果、バユンドゥルがレッドデビルズでの活動に終止符を打たれる可能性がある」と、報じた。
「Four Four Two」は、移籍専門サイト「Transfermarkt」における鈴木の評価額が750万ポンド(約14億円)であるとして、「ルベン・アモリムとマンチェスター・ユナイテッドの首脳陣にとって、GKのポジションよりも補強を優先するべきポジションがある。4000万ポンドを投じることは、長期的な視点では役に立たない。より安価に取引をまとめられないのであれば、おそらくこれは実現しないだろう」と、このままでは移籍が実現しないだろうと持論を展開している。
イタリアに行き、約半年間であらためて評価を高めた鈴木。ビッグクラブからの関心が報じられているが、近いうちにステップアップ移籍を果たすことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)