久保建英は「止められない」 相手翻弄の完璧アシストでチーム最高評価「彼は絶好調」
久保は先制弾をアシストして勝利に貢献
スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は現地時間1月16日に行われた、国王杯ラウンド16のラージョ・バジェカーノ戦に先発出場。先制点をアシストしてチームを3-1の勝利に導いた。リーグ戦でのゴラッソに続く決定的な仕事を果たした23歳について、現地メディアは「クボが活躍する限り、レアルは全てを目指せる」「止められない」と称賛した。
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久保は13日のラ・リーガ第19節ビジャレアル戦(1-0)ではカウンターから独走ドリブルで決勝ゴールを奪った。キレキレのパフォーマンスを見せた試合から中2日で行われたこのラージョ戦にも先発した久保は、前半23分に左サイドをドリブルで突破し、クロスボールを中央へ供給。これをFWミケル・オヤルサバル押し込んでソシエダが先制した。ビジャレアル戦ではオヤルサバルのロングボールが久保の得点の起点に。再び“ホットライン”が開通した。
前半を2-1とリードで折り返したソシエダは後半24分にMFセルヒオ・ゴメスがダメ押しゴールをゲット。3-1で勝利し、国王杯ベスト8へと駒を進めた。久保はアシスト以外にも、VARで取り消された幻のゴールの起点にもなるなどこの日も存在感は際立っていた。
久保には、現地紙「noticias de Gipuzkoa」の採点でチーム単独トップとなる9点がつけられ、「久保が活躍する限り、ラ・レアルは全てを目指せる。イマノル(監督)がこれまでになく彼の起用をコントロールしてきたおかげで、彼は絶好調。素晴らしいパフォーマンスだった」「無効となった場面でも圧巻。(久保は)止められない」と称賛された。
ビッグクラブからの関心も盛んに報じられるなど去就も注目を集める久保は、ソシエダの攻撃を力強く牽引し、違いを作り続けている。