浦和の興梠が前半だけで圧巻のハットトリック! リーグ戦初の達成で仙台戦4-0リード
1トップで出場した興梠がいかんなく嗅覚を発揮 キャリア二度目のハットトリック
浦和レッズのエースが圧巻のゴールショーを見せた。7日のJ1第6節本拠地ベガルタ仙台戦で、浦和のFW興梠慎三が前半だけで3得点の大活躍。キャリアでは二度目、リーグ戦では初となるハットトリックにより、前半を4-0と大量リードで折り返した。
この日はリーグ出場4試合連続ゴールのFWラファエル・シルバが前節のヴィッセル神戸戦に続き欠場。1トップでスタメン出場した興梠は、最も相手ゴールに近いポジションでその嗅覚をいかんなく発揮した。
前半20分、右サイドからMF関根貴大が左足でクロスを上げると、ファーサイドに構えて相手DFの視野から外れていた興梠は一気に中央へ入り込んだ。ジャンプの頂点でボールを捉えて叩きつけるお手本のようなヘディングシュートを決め、浦和に先制点を導いた。
すると同27分、DF森脇良太のスルーパスに抜け出した関根が相手GKまで引き付けて、「後は決めてください」とばかりのパスを興梠の前に。無人のゴールに蹴り込んで2-0とした。さらにアディショナルタイム、MF宇賀神友弥が獲得したPKをゴール左に蹴り込み、ハットトリックを達成した。
興梠は昨年10月9日のルヴァン杯準決勝第2戦のFC東京戦でキャリア初のハットトリックを達成していたが、リーグでの達成は初。万能型ストライカーは、これ以上ないパフォーマンスを発揮している。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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