新ユニフォーム姿に…今季18得点FWがサウジ行きか 驚愕年棒124億円「決意を示唆」
娯楽庁のトルキ・アル=シャイフ会長がSNS投稿、噂を煽る
イングランド1部リバプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーは、今季限りでクラブとの契約が満了する。動向が注目を集めているが、かねてから関心を示していたサウジアラビア1部アル・ヒラルに加入する可能性が高まっているようだ。英紙「ザ・サン」が報じている。
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サウジアラビアの首脳陣は、サラーの獲得に本格的に動き出したようだ。記事によれば、移籍金ゼロで獲得ができるリバプールのエースに対して、「2シーズンで6500万ポンド(約124億円)という驚愕の年俸を支払い、リバプールを退団するように誘惑している」という。
さらにサウジアラビアで最も権力を持つ人物の1人である娯楽庁のトルキ・アル=シャイフ会長が、アル・ヒラルのユニフォームをまとったサラーの画像をFacebookに投稿して噂を煽っている。「彼は今夏、新たに拡張されることになったFIFAクラブ・ワールドカップ(W杯)への出場に先立ち、サラーを獲得するクラブの決意を示唆した」と、クラブW杯にはサラーをアル・ヒラルの選手としてピッチに立たせる考えがあると伝えた。
FIFA(国際サッカー連盟)は6月中旬に行われるクラブW杯に出場するクラブに対して、暫定の移籍ルールを設けると伝えられている。そのため6月1日から10日の間に例外的な移籍ウィンドウを開設する暫定移籍市場ルールが承認されている。6月30日に契約が切れるフリートランスファーの選手については、早期契約が可能になる見込みだ。
サラーはリバプールとの契約を延長できていないだけでなく、クラブで「最後のシーズン」と公言したことも、契約を延長しないという噂に拍車をかけている。今季、ここまで18得点13アシストを記録して、リバプールでのキャリアでも最高の数字を残しているサラー。イスラム教のサッカー選手の象徴でもあるアタッカーは、長らく彼の獲得を望んだサウジアラビアへ渡ることとなるのだろうか。