元日本代表を驚かせた「中学3年生の子」 14歳でU-18デビュー…キャンプ参加の超逸材
FC東京に復帰した橋本拳人「すごくのびのびプレーしていて、すごいなと」
FC東京は1月12日から沖縄でのキャンプをスタートさせた。今月9日にスペイン2部のSDエイバルから完全移籍で加入することが発表された元日本代表MF橋本拳人にとっては、渡欧する前の2020年以来となる青赤でのキャンプインだ。
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橋本がかつて在籍していた当時とは、チームが大きく変わった。監督は今季から松橋力蔵氏が率いることになっており、若い選手も増えている。「戻ってきたというよりも、新しいチームに来た感じ」と橋本は14日のオンライン会見で語り、「クラブからはチームを引っ張る存在になってほしいと言われています」と、32歳になるシーズンで求められる役割についても語った。
「まずは自分にフォーカスして、良いパフォーマンスを出すこと。周りとコミュニケーションを取って良いサッカーをしていきたい」と、今やるべきことを口にした橋本だが、周囲と連携、連動して良さがでるタイプの選手だけに、周りの様子をよく見ている。
そのなかで印象に残った若手については、「中学3年生の子が(沖縄キャンプに)来ているみたいですが、すごくのびのびプレーしていて、すごいなと思っています」と、下部組織の選手を挙げた。
その選手とは、FC東京U-15むさしに所属する北原槙。中学3年生ながら、すでに24年4月からFC東京U-18でもプレミアリーグの舞台に立っている逸材であり、U-15日本代表にも名を連ねている。FC東京では日本代表MF久保建英が15歳10か月29日でトップチーム公式戦出場の最年少記録を保持しているが、将来的に橋本と北原が共演する機会が来るかもしれない。
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