遠藤航が「トロフィー獲得の鍵」 CB起用で指揮官も感銘…短時間でも「全力を尽くしてくれる」

アルネ・スロット監督が遠藤航を称賛【写真:ロイター】
アルネ・スロット監督が遠藤航を称賛【写真:ロイター】

遠藤はカップ戦でCB出場、キャプテンマークを巻く姿も

 日本代表MF遠藤航は今シーズン、中盤ではなくセンターバック(CB)での起用の試合が増えている。大きく立場の変わった日本人MFについて、アルネ・スロット監督も「チームにとって重要な存在だ」と賞賛の言葉を並べている。

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 現地時間1月11日、リバプールはFAカップ3回戦でアクリントン(4部)と対戦し4-0の勝利を収めた。CBでスタメン出場し、試合途中からはキャプテンマークを巻いてプレーした遠藤は無失点勝利に貢献。ここ数試合のパフォーマンスを受けて、スロット監督も遠藤の「プロ意識の高さ」に感銘を受けているようだ。

 遠藤は昨季、前任のユルゲン・クロップ監督の下でアンカーのポジションで地位を確立。しかし、指揮官の変わった今シーズンは、ここまでリーグ戦8試合(計56分間)の出場にとどまる苦しいスタートととなっている。それでもカップ戦を中心にCBとして起用されると、最終ラインでリバプールの守備を統一。主将DFフィルジル・ファン・ダイクとコンビを組むなど、イングランドで新境地を披露している。

 遠藤は1月8日のリーグカップ準決勝1stレグ、トッテナム戦(0-1)でもCBとして出場。スロット監督は会見で「彼はいつ起用されても、どこで起用されてもベストを尽くす人間だ。我々のチームにとって重要な存在だ。試合終了の5分前でも、彼は出場して全力を尽くしてくれる」と言及。この試合の終盤には中盤にポジションを上げた遠藤。「彼は本当によくやった。彼を最終ラインから外した瞬間に失点してしまったからね」と指揮官の賛辞は大きかった。

 またリバプール専門メディア「ThisisAnfield」は指揮官の発言を受け「彼の経験、姿勢、狡猾さは、今シーズンのリバプールがトロフィーを獲得するための鍵となるかもしれない」と、タイトル獲得に向けて期待を高めている。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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