高校サッカー選手権“歴代最多”の観客数を更新 チケット完売、前橋育英×流通経済大学柏に「5万8347」人が来場

高校サッカー選手権に歴代最多の観客が訪れた【写真:徳原隆元】
高校サッカー選手権に歴代最多の観客が訪れた【写真:徳原隆元】

前橋育英と流通経済大柏が対戦

 第103回全国高校選手権サッカーの決勝が1月13日に国立競技場で行われ、前橋育英(群馬)と流通経済大学柏(千葉)が対戦。この試合では会場に5万8347人の観客が集結。第98回大会の5万6025人を2000人以上上回り、5年ぶりの記録更新となった。

 今大会の決勝戦は7年前の一戦が再現される対戦カードで、プレミアリーグEAST同士の対戦になった。前半12分に流通経済大学のMF亀田歩夢が先制ゴールを決めるも、同31分に前橋育英のMF柴野快仁がヘディングで同点ゴールを奪取。その後も、高校年代のなかでもハイレベルな一戦が繰り広げられ、選手の好プレーにスタンド全体で盛り上がるシーンもあった。

 後半途中には、スタンドの電光掲示板にて「5万8347人」の観客数が発表。第81回大会以降で最多だった、第98回大会(静岡学園×青森山田/3-2)の5万6025人を上回り、昨年11月に行われた天皇杯決勝戦(5万6824人)に匹敵する観客が両校の戦いを見守った。試合は1-1のまま延長戦、PK戦へ。最後は前橋育英が悲願の日本一に輝いた。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング