市場価値37億円の日本人…マンU移籍は「理にかなっている」 驚きのトップ数値「4.4」
鈴木彩艶は欧州トップ7リーグ25歳以下のGKで「Goal Prevented」の数値がトップ
イタリア1部パルマの日本代表GK鈴木彩艶がヨーロッパのトップクラブの補強候補として熱い視線を浴びている。なかでも過去に移籍の噂があったイングランド1部マンチェスター・ユナイテッドからの関心は根強く、英メディア「United in focus」は25歳以下のGKで欧州ナンバーワンのスタッツを誇る鈴木がユナイテッドの優先ターゲットとして取り上げていた。
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鈴木は今夏にベルギー1部シント・トロイデンからパルマに移籍し、すぐにレギュラーの座に定着。チームは20チーム中14位と苦戦が続くが、22歳の日本代表GKは再三のビッグセーブでチームを何度も救ってきた。ドイツ1部バイエルン・ミュンヘン移籍の可能性も取り沙汰されるなど、欧州の移籍市場で注目の存在となっている。
そうしたなか、ユナイテッド専門メディアの「United in focus」は、ゴール期待値から実際の失点数を引いた「Goal Prevented」のスタッツに関して、欧州トップ7リーグでプレーする25歳以下のGKの中で鈴木がトップ(4.4)に立っていることをレポート。ユナイテッドの補強のプライオリティーがGKにあるとしたうえで、「鈴木はセリエAでヨーロッパを代表するGKの1人になった」と絶賛し、「重要なエリアで現在欧州最高の選手がマン・ユナイテッドのターゲットに。1900万ポンドの移籍は理にかなっている」と報じていた。
鈴木の現在の市場価値は1900万ポンド(約37億円)とされ、これはユナイテッドが2023年に獲得し、現在のレギュラーであるGKアンドレ・オナナの移籍金4700万ポンド(約91億円)の半額以下。「信じられない値段だ」と驚きを持って伝えられていた。
欧州でも屈指の実力を示しながら、比較的安価で獲得できる可能性があるGKとして鈴木は大きな注目を浴びているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)