高卒プロ入り「大学という選択肢もあるなかで」 期待の18歳ストライカー、トップ昇格で「考え方変わった」

今季FC東京U-18からトップチームに昇格をした山口太陽【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
今季FC東京U-18からトップチームに昇格をした山口太陽【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

トップ昇格のFW山口太陽は88番を選択

 J1のFC東京が1月10日、味の素スタジアムで新体制発表会見を行った。新加入選手のお披露目や、新ユニフォームの発表が行われたなか、会見後に囲み取材を実施。今季、FC東京U-18から昇格したFW山口太陽は高卒でのプロ入りについて「考え方が変わった」と話した。

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 FC東京は昨季まで指揮をとったピーター・クラモフスキー監督から、アルビレックス新潟で手腕を発揮した松橋力蔵監督にバトンタッチ。FWマルセロ・ヒアン(←サガン鳥栖)、MF橋本拳人(←エイバル)といった実力者を獲得。FC東京U-18からはGK後藤亘、MF永野修都(ガイナーレ鳥取へ期限付き移籍)、山口の3人がトップに昇格した。

 近年では大学を経てJリーグで活躍する選手も増えてきたなか、山口は「大学という選択肢もあるなかで、プロの道を選ぶってことは、これからプロ選手として自分で生きていくということなので、自分で考えたり、考え方が変わったっていうのがあります」と、U-18から昇格してプロに入ることの意味をしっかりと考え、その思いを話してくれた。

 昨年10月のU-18日本代表のスペイン遠征にともに参加し、戦いの場をプロに移すMF名和田我空(ガンバ大阪)、FW徳田誉(鹿島アントラーズ)といった同級生からも刺激を受けているようで「やっぱりポジションも被る部分が多いので。言葉は交わしていないですけど刺激になっています」と、直接やりとりはなかったものの、意識する存在であることを強調した。

 そして、「本当にFC東京の象徴。FWの全部持っている選手なので本当に憧れとしている選手です」と、昨季限りで現役を引退したディエゴ・オリヴェイラが憧れの存在であることも話してくれた。
 
 18歳ながらしっかりとした受け答えで、「左足のシュートだったり、ゴール前で仕事をすることが得意なのでそこのプレーを見てもらいたいと思います」と自らのアピールポイントを話し、「1試合1試合に絡んで得点を重ねたい」とプロ1年目の目標を掲げた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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