山田楓喜は京都からCDナシオナルへ期限付き移籍

　J1京都サンガF.C.から欧州へと23歳の名フリーキッカーが渡った。1月7日にポルトガル1部CDナシオナルへの期限付き移籍が発表されたMF山田楓喜は、昨シーズン、レンタル先の東京ヴェルディで正確無比なFK弾を披露。2024年もサッカー界で多くの反響シーンがあったなか、山田の話題を呼んだゴールを振り返る。

【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継！

　J1リーグ第1節の横浜F・マリノス戦。東京VはJ1復帰の2024年シーズン最初の試合で、山田の鮮烈なゴールで先制する。ペナルティーエリアの手前右。斜め45度の付近から左足で放った一撃は、ニアのゴールネットを揺らす。第4節のアルビレックス新潟でも約30メートルの位置から完璧な一発を仕留めた。

　第31節のサガン鳥栖戦では、ペナルティーエリア手前ほぼ中央の位置からシーズン3発目の直接フリーキック（FK）弾をゲット。直接FKでの3ゴールを含む21試合5得点の活躍で東京Vのリーグ6位に貢献している。SNS上では山田がFKを決めると「綺麗」「理不尽」「日本を代表する左足」「日本人で1番FK上手いんじゃない？」「代表たのしみ」と絶賛の声が相次ぎ、そのたびに話題となった。

　その活躍が認められ、現地時間1月6日にはCDナシオナルへの期限付き移籍が決定。京都のジュニアユースから順調にステップアップし、昨年は東京Vで研鑽を積んだ23歳が、初の欧州リーグに挑戦する。期待の新天地でどんな活躍を見せてくれるだろうか。