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元J監督が自虐コメント「私たちの状況を考えると」 トッテナムの苦境に独自見解「サラーでも苦しむだろう」
トッテナムのポステコグルー監督がエースFWソン・フンミンに言及
イングランド1部トッテナムは、7勝3分10敗でリーグ戦12位となっている。アンジェ・ポステコグルー監督は、リバプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーであっても、トッテナムで苦しむだろうとコメントした。英公共放送「BBC」が報じている。
直近のリーグ戦4試合でトッテナムは1分3敗であり、対照的に、リバプールのサラーは絶好調。トッテナム戦で2ゴールを記録したサラーは、ここまでの公式戦で21ゴールを記録している。
ポステコグルー監督は「モウ(サラー)は、ワールドクラスの選手だ。だが、もし彼を今の私たちのチームに入れれば、同じパフォーマンスが出せるかは私には確信がない。グループとしての私たちの状況を考えるとね。彼の攻撃的なプレーを生かすためには、誰が必要だ? いい調子にあるチームが必要だ。チャンスを創出し、前線でプレーし、連係した守備の本当に強固な基盤だ。現時点でこれらは何もない」と、自虐的に語った。
トッテナムは韓国代表FWソン・フンミンと2026年夏までの契約延長オプションを行使した。ソンはこれまでトッテナムで431試合に出場して169ゴールを挙げており、今季は7ゴールを重ねている。
ポステコグルー監督は、サラーと比較した際、ソン・フンミンは本当の実力を発揮できていないと感じているという。「常に背景を見なければいけない。サラーは現在、絶好調のファンタスティックなチームでプレーしている。あえて言うが、もしソン・フンミンをリバプールに入れたら、彼の得点は増えるだろう。それは現在の我々の選手には難しいことだ。それでも彼らは自分たちができる最高のパフォーマンスを出すために、とても懸命に努力している」と、コメントの真意を語った。
そして「しかし、我々が最高の状態にある時、ソニーの復調も見られるだろう。彼の得点力はチームにとって非常に有効になる。それは全く衰えていない」と、キャプテンへの信頼を口にした。
多くの負傷者が出ていることもあり苦しんでいるトッテナム。ポステコグルー監督の解任を求める声がトッテナムのファンからも挙がっているなかで、かつての横浜FMの指揮官はチームのパフォーマンスを上げられるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)