G大阪に加入した名和田我空が語った背番号への思い

　ガンバ大阪は1月7日に新シーズンの練習をスタートさせた。この日、新ユニフォームと背番号も発表され、神村学園高校から新加入した“超大型新人”MF名和田我空は「38番」に決定。かつてMF堂安律、MF中村敬斗らが付けた若手の“出世番号”で新ユニとともにお披露目した。

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　襟付きの青黒ユニフォームに袖を通し、新戦力の会見に姿を現した名和田。初々しい立ち姿には「38」が記されていた。

　名門高校から加入し、プロ選手の生活をスタート。現在日本代表で活躍する堂安や中村が付けた38番はG大阪の若手出世ナンバーだ。名和田はクラブから「提案もあった」というが「自分でも思っていたところもあった」と、先輩に続く思いであったと明かした。

　ロス五輪世代の主力候補で、国内外からオファーがあったなかでもJリーグでのプレーを選択した。“同期”の日章学園高校FW高岡伶颯はイングランド1部サウサンプトン入りが決まっている。最近では高卒から直接欧州へ渡るケースも多いが、「プレーが一番やりやすかった、合わせやすかったのがガンバだった」と進路を自ら決めた。

「もちろん（高岡を）意識はしていますし、彼からすごく刺激をもらっている。イングランドで結果を残してやっていくと思うので、自分はしっかり日本で結果を残して。同年代やその上のカテゴリでも、代表に食い込んだりすることでいろんな人に刺激を与えられると思う」

　G大阪からは多くの若手が欧州へ巣立ち、活躍も遂げている。そのためにはまずJリーグで求められるプレーを見せつけなければならない。これから始まるプロの舞台。主人公となれるよう、1日1日を大事に階段を上っていく。