福岡会長、ふくやとの契約満了を説明「残念な思い」 関係継続を強調「今週も会う予定」

福岡の川森敬史会長【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
福岡の川森敬史会長【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

新体制発表会で株式会社ふくやのスポンサー契約満了について質問が相次ぐ

 アビスパ福岡は1月6日、新体制発表会を福岡市内で開催した。質疑応答では12月にクラブとスポンサー契約満了になった株式会社ふくやについて、質問が相次いだ。代表取締役会長である川森敬史氏が口を開き、「今回スポンサードは一旦終了されるということなので、大変残念な思いでおります」と明かした。

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 2024年12月30日、ふくやは公式Xで福岡とのスポンサー契約満了を発表。「2007年以来、弊社はアビスパ福岡様へのスポンサーを継続してまいりましたが、この度、諸般の事情により2025年1月31日をもちましてスポンサー契約が満了となりますのでお知らせいたします」などと報告し、大きな話題となっていた。

 また、ふくやの川原武浩社長がメディアプラットフォーム「note」で契約満了に至った理由を説明。今シーズンから新監督に就任した金明輝氏の過去の不祥事に言及し、「弊社に対してのレピュテーションリスク発生の可能性を排除できない」「アビスパ福岡の基本理念と相違していると考える」と綴っていた。

 川森会長はこの日の発表会で「本当に長年お支えいただいておりましたので、今回スポンサードは一旦終了されるということなので、大変残念な思いでおります」と質問に回答。「背景につきましては、ふくやさまがご自身で表明されておりますので、そちらをご覧いただければと思います」と話すにとどめた。

「今シーズンしっかりと私どものクラブ理念、基本理念が変わっていないこと、子どもたちに夢と感動、地域に誇りと活力を。これを言葉ではなく体現しながら皆様に感じ取っていただき、またいつの日かスポンサードという形で、一緒に歩んでいける時期が早く来るように、私どももしっかり運営してまいりたいと思いますし、ふくやさまともそのように歩んでいきたいと思っております」

 一方で、川森会長はふくやとのスポンサー契約は満了しながらも関係性は継続していることを強調。「年末年始も含めて川原社長とは連絡も取り合っておりますし、今週も会う予定もございます。そこら辺はしっかりこれからも共に歩んでいけるようにしていきたいなというふうに思っております」と説明した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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