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アトレチコからレアルへ、19歳フランス人左SBの“禁断の移籍”が29億円で成立か
今季アラベスで飛躍を遂げるテオ・エルナンデス “ポスト・マルセロ”として白羽の矢
レアル・マドリードと言えば、全世界のスタークラスがリストに挙がっているかのような補強を続けてきたが、今オフは同都市のアトレチコ・マドリードに所属する選手との“禁断の移籍”がメーントピックになりそうだ。DFテオ・エルナンデスが移籍濃厚になったことが、久々の“フィーゴ・ケース”になるとスペイン紙「マルカ」が報じている。
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今回の移籍の噂で主役となったエルナンデスは現在19歳で、フランスの年代別代表に招集された経験を持ち、今季はアラベスで武者修行している。第29節終了時点で24試合に先発するなど主力の一員として定着し、スペイン国王杯決勝進出にも貢献した。そんな彼の主戦場は左サイドバックで、“ポスト・マルセロ”を探すレアルのお眼鏡に適ったようだ。
エルナンデスを保有しているのは、闘将ディエゴ・シメオネ監督率いるアトレチコだが、記事によるとレアルはアトレチコが設定している2400万ユーロ(約29億円)の違約金を払う用意があり、レアル移籍が不可避の状況になっているという。この経緯を受けて脚光が当たっているのは、当事者であるエルナンデスだけでなく、剛腕で鳴るレアルのフロレンティーノ・ペレス会長だ。
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