元浦和助っ人が母国復帰へ 昨季でJ退団、日本代表FWと同僚に?「近日中に発表」

浦和を退団したブライアン・リンセン【写真:徳原隆元】
浦和を退団したブライアン・リンセン【写真:徳原隆元】

元浦和リンセン、オランダ1部NEC移籍の可能性を現地報道

 昨季まで浦和レッズでプレーしたFWブライアン・リンセンについて、母国オランダ1部のNECナイメヘンに加入することが近日発表されるとオランダメディア「VL」が報じた。

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 オランダ1部で通算109ゴールのリンセンは2022年夏に浦和へ加入。当時の西野努テクニカル・ダイレクター(TD)が、チーム強化の「ラストピース」と期待を懸けたストライカーだが、加入して初の対外試合となったパリ・サンジェルマン(フランス)との親善試合でハムストリングを負傷し、残りのシーズンをほぼ棒に振った。昨季から今季にかけて、浦和在籍の2年半で3回の肉離れによる離脱を経験するなどコンディションが整わず、J1での通算は5ゴールと苦しんだ。

 昨季限りでの退団が発表されていた34歳FWについて、レポートでは情報筋からのものとして「間もなくNECから提示された2026年半ばまでの契約を結ぶ」とされている。欧州の来季終了まで1シーズン半の契約が見込まれるようだ。すでにメディカルチェックが完了し、発表も近日中だとされた。NECには日本代表FW小川航基、FW塩貝健人、MF佐野航大の日本人3選手が在籍している。

 リンセンは昨年11月に浦和で過ごしてきた2シーズン半については「アップダウンがあり、結構、低調な時期もあった。浦和での2シーズン半は非常に素晴らしい経験になった。何事にも代えがたい経験をした」と話していた。母国復帰で日本では発揮しきれなかった得点力を見せる姿が期待される。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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