高校選手権で“ロナウド降臨パフォ”…会場沸かせる殊勲弾で「siuuuuはカッコ良すぎ」
前橋育英のオノノジュ慶吏、選手権8強で決勝ゴール
第103回全国高校サッカー選手権大会の準々決勝で、前橋育英(群馬)は堀越(東京A)を1-0で下し、7大会ぶりの準決勝へ駒を進めた。試合を決めたのはエースFWの一撃。得点後には、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのゴールパフォーマンスが飛び出し、会場を沸かせる場面があった。
前回大会ベスト4の堀越を相手に、なかなか崩せない展開が続いた前橋育英。均衡が破れたのは後半15分。中盤でボールを奪った10番MF平林尊琉(2年)が運び前線へ。深い切り返しで相手の逆を取ると、優しい縦パスを通す。MF佐藤耕太(3年)のスルーパスから、MF黒沢佑晟(3年)がバー直撃の一撃を放つも跳ね返り、そこにFWオノノジュ慶吏が詰めた。
オノノジュはそのまま左のコーナーフラッグに走り、大きくジャンプして両手を広げたC・ロナウドのゴールパフォーマンスを披露。フクダ電子アリーナの観客席からは本家と同様「siuuuu」の声が。大いに沸かせたその場面は反響を呼び、ファンからは「ポーズに合わせてsiuuuはカッコ良すぎ」とそのセレブレーションに熱視線が注がれた。
オノノジュはこれで今大会4ゴール目。全国の舞台で抜群の得点センスを発揮するストライカーは、準決勝(11日)の東福岡(福岡)戦で再び、ゴールセレブレーションを披露できるだろうか。
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