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18歳高校生、欧州でゴラッソ弾に衝撃「センス抜群」 日本人186cmストライカー躍動【24年厳選】
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J2熊本から欧州へ、18歳FW道脇豊の右足ダイレクト弾に再脚光
第103回高校サッカー選手権はベスト8校が出揃い、1月4日に4強進出を懸けた準々決勝が行われる。今大会には2028年のロサンゼルス五輪を目指す、いわゆる「ロス五輪世代」のタレントが出場。一方、国外に目を向ければ、すでに海外クラブで成長を見せるロス五輪世代の姿も。昨夏、Jリーグから欧州へ渡った18歳タレントはその1人で、ベルギーで絶妙なコントロールショット弾を叩きこんだプレーに改めて脚光を当てる。
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昨年11月9日に行われたベルギー2部リーグ第11節ベフェレン対フランク・ボランズ戦。ベフェレンを4-0の快勝に導く先制ゴールを挙げたのは、18歳FW道脇豊だった。前半9分、相手のマークから離れながらスペースを作り、ボールを呼び込む。そして味方からのパスを右足ダイレクトで振り抜くと、コントロールされたシュートはゴール右隅へ。相手GKも見送るしかない見事な一撃だった。
道脇はJ2ロアッソ熊本のジュニアユース、ユースを経て、2023年にクラブ史上最年少の16歳でプロ契約を締結した逸材。16歳10か月でプロデビューを飾り、17歳でプロ初ゴール(天皇杯2回戦サガン鳥栖戦)をマーク。186センチの長身と足もとの技術を併せ持つスケールの大きなストライカーとして評価を高め、年代別代表の主力としても注目されてきたなか、23年のU-17ワールドカップで世界大会を経験した。
フランク・ボランズ戦での一撃は、昨夏の渡欧後、リーグ戦で3得点目。ファンから「マークを外す巧みな動き出しも素晴らしい」「センス抜群」といった賛辞が寄せられたコントロール弾は、技術の高さに定評がある道脇の持ち味が凝縮された場面と言えるだろう。昨年に海外初挑戦を果たし、ここまで公式戦17試合4得点を記録する18歳ストライカーは、欧州でその存在感を徐々に高めつつある。