大津の3年生エースFW山下景司が決めた選手権初ゴールに反響

　第103回高校サッカー選手権で、大津（熊本）のエースストライカーによる超絶トラップからのゴールが話題を呼んだ。後ろ向きでDFを背負いながら巧みに股を抜いて、そこから反転するスーパープレーに「本当に高校生？」「ベルカンプかよ」などと驚きの声が広がっている。

　注目を浴びたのは大津の3年生エースFW山下景司のプレー。昨年12月29日に行われた福井商（福井）との1回戦、2-0とリードして迎えた後半30分だった。ペナルティーエリア内で味方からの浮き球パスを右足でトラップと、後ろ向きのままボールを背後へ。対峙したDFの股を通し、そこから反転してフィニッシュ。チームの初戦突破を勢いづける一撃だった。

　今大会注目のエースFWが奪った大会初ゴールは、まさに一級品。トラップからゴールまでの流れから垣間見られるポテンシャルの高さは反響を呼び、ファンからは「プロでもなかなか見ないくらいの芸術的なプレー」「超絶股抜きトラップ」「ベルカンプかよ」「本当に高校生？」と驚きの声が広がり、18歳の超絶プレーに反響が広がっている。