長谷部、初戦の審判は笛を吹き過ぎと分析 アジアのレベル向上に向け「プレー時間を長くすることが大事」

 

「笛を吹く回数は多かった」

 

 日本代表MF長谷部誠(フランクフルト)が4-0勝利を飾った12日のアジアカップ初戦パレスチナ戦での主審のジャッジについて、ファウルを取りすぎだったと分析している。

 ニューキャッスルで行われた初戦で笛を吹いたカタール人のアブドラハム・フセイン主審は不可解なジャッジが散見。試合後にFW本田圭佑(ACミラン)も「アジアカップのレフェリーのレベルには何か変化が必要」と痛烈に批判していた。

 初戦から一夜明けた13日の練習後、長谷部はアジアカップでミスジャッジの多い主審とドイツブンデスリーガを裁く主審との違いについて質問され、こう答えている。

「昨日の試合はやはり笛を吹く回数は多かったと思いますね。そうすることによってゲームが止まってしまいます。もちろん、昨日のレフェリングがどっちよりというのは関係なく、もう少し試合を流すというか、プレー時間を長くするということは、アジアのレベルを上げるには非常に大事かなと思いますけど」

 フセイン主審はファウルを取りすぎたことで、試合の流れを妨げたとの見方を示した長谷部。アジアカップのみならず、アジアサッカーのレベルを上げるために主審の的確なジャッジが重要と分析している。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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