英移籍内定FW高岡伶颯が大暴れ ハット&2アシストで5点関与の衝撃…日章学園は6-1大勝発進

日章学園が西目に6発快勝【写真:徳原隆元】
日章学園が西目に6発快勝【写真:徳原隆元】

日章学園(宮崎)は西目(秋田)と対戦し快勝

 第103回全国高校サッカー選手権が12月28日に開幕したなか、29日には各会場で1回戦が行われた。千葉県のフクダ電子アリーナ第2試合では、日章学園(宮崎)が西目(秋田)と対戦。プレミアリーグのサウサンプトンに内定している日章FW高岡伶颯がハットトリックを達成し、6-1の快勝を収めた。

 高岡は超高校級タレントとして、今大会の最注目選手として選手権に出場。昨年11月に開催されたU-17ワールドカップで活躍すると、今春には欧州各国で練習に参加した。サウサンプトンのトライアルにも参加し、6月19日にサウサンプトン入りが発表された。

 そんな高岡は西目戦にスタメン出場すると、前半10分に右サイドからのクロスにいち早く反応。右足を振り抜き先制弾をもたらし、いきなり格の違いを見せつけた。さらに同17分には、左サイドからのクロスをトラップ後、相手をかわしたあとに左足を振り抜きゴール右隅に決めた。

 日章の勢いは止まらず、コーナーキックからDF吉川昂我が頭で合わせ、さらに高岡のパスに抜け出したFW水田祥太朗がループ弾を決めて4-0とした。その後オウンゴールで1点を失うも前半アディショナルタイム、左サイドからのセットプレーに高岡が打点の高いヘディングで叩き込み、前半だけでハットトリックを達成した。

 後半は西目が攻め込む時間帯もあったが、日章学園が優位に進め、ロングスローやクロスから幾度となくチャンスを演出。後半25分には裏に抜け出した高岡のパスをベガルタ仙台内定のMF南創太が決めて6-1とした。試合はそのまま終了し、日章学園は快勝。31日に行われる2回戦で栃木の矢板中央と対戦する。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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