プレミア内定FW高岡伶颯、前半のみで圧巻ハット達成 全国大会でボレー弾含む豪快ヘッドも

日章学園の高岡伶颯【写真:徳原隆元】
日章学園の高岡伶颯【写真:徳原隆元】

日章学園(宮崎)は西目(秋田)と対戦

  第103回全国高校サッカー選手権が12月28日に開幕したなか、29日には各会場で1回戦が行われた。千葉県のフクダ電子アリーナ第2試合では、来季プレミアリーグのサウサンプトンへの加入が決まっているFW高岡伶颯(日章学園)が登場し、前半だけでハットトリック達成と圧巻の実力を見せつけた。

 高岡は超高校級タレントとして、今大会の最注目選手として選手権に出場。そんな高岡は今春約1か月間にわたってイタリア、ドイツ、イングランドへの長期遠征に臨み、サウサンプトンのトライアルにも参加。そして6月19日にサウサンプトン入りが発表された。

 そんな高岡が西目戦にスタメン出場すると、前半5分には一瞬の抜け出しからチャンスを迎えるも決めきれず。それでも前半10分、右サイドからのクロスにいち早く反応すると、右足を振り抜きネットを揺らした。

 さらに同17分には、左サイドからの浮き球クロスをトラップすると、寄せて来た相手をかわし左足を振り抜き、ゴール右隅に沈めた。高岡の勢いは止まらず、4-1となった前半アディショナルタイム、左サイドからのセットプレーに頭で合わせて前半だけでハットトリックを達成した。

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