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モイーズ監督による女性レポーター恫喝が発覚 「熱くなった瞬間だった」と謝罪する羽目に
モイーズ発言をBBC女性レポーターの同僚が問題視 指揮官は謝罪を余儀なくされる
サンダーランドのデイビッド・モイーズ監督が3月18日のプレミアリーグ第29節本拠地バーンリー戦後、女性レポーターの質問に対して「君が女性でも平手打ちを食らうかもしれない」と恫喝する事件を起こしていたことが発覚した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
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0-0ドローに終わった試合後、モイーズ監督は英公共放送BBCの女性リポーターのヴィッキー・スパークスさんの「オーナーが来場すれば、大きなプレッシャーになるか?」という質問にブチ切れたという。「いや全く」と語ったところで放送は終わったが、テレビカメラが止まった時点で“恫喝”めいたコメントを発していたという。
「(インタビューが)徐々に不躾になってきたな。君が女性でも平手打ちを食らうかもしれない。次に来る時は気をつけるんだ」
笑顔を浮かべながらの会話だったというが、スパークスさんの同僚がモイーズ発言を問題視。指揮官は電話で謝罪する羽目になったという。
そして、記者会見でも謝罪を余儀なくされた。「あれは熱くなった瞬間だった。自分のコメントには深く反省している。私らしくなかったし、間違いを受け入れないといけない。 BBCの記者とは話をして、謝罪を受け入れてくれた。この話題から先に進めればいいと思う」と指揮官は語った。
2013年シーズンにマンチェスター・ユナイテッドを率い、当時日本代表MF香川真司を指導したが、独特のロングボールとクロスを多用する戦術は批判の対象となり、成績不振を理由に解任された。そこからレアル・ソシエダで解任され、サンダーランドでも今季最下位に沈んでいる。
エバートン時代には手腕を評価されたモイーズ氏だが、苦しみのキャリアを送っている。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images