日本人MFが「最もプレミアで戦う準備できている」 “移籍オファー”の可能性も「弱点はない」

リーズの田中碧【写真:Getty Images】
リーズの田中碧【写真:Getty Images】

田中碧は昇格目指すリーズで活躍中

 イングランド2部リーズ・ユナイテッドは、今シーズンのリーグ戦で自動昇格圏の2位につけており、来季のプレミア昇格を目指している。クラブ専門メディア「Leeds United News」は「昇格した場合にプレミアリーグで十分に通用する5選手」を特集し、日本代表MF田中碧を挙げた。

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 記事では「リーズのリクルートチームは、プレミアリーグに昇格した場合とチャンピオンシップに残った場合の2つのシナリオに向けて準備をしなければいけない」とし、「リーズが再びトップリーグに昇格した際にスカッドを強化しなければいけないが、最近の昇格6クラブが選手補強に苦しんだように厳しい戦いを強いられるだろう」と、将来を展望した。

 そのため、選手補強とともに既存の選手を生かすことも重要になってくる。今シーズン開幕直後にドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフからリーズへ完全移籍した田中は、加入直後はベンチスタートが続いた。それでも、主力に負傷が相次いだ中盤でスタメン出場の機会を得ると、そのチャンスを生かして活躍を見せた。そして、10月、11月と2か月連続でクラブの月間MVPに選ばれている。

 そんな田中について「リーズでの最初の数か月を見れば、田中碧はクラブで間違いなく最もプレミアリーグで戦う準備ができている選手だ。田中の代理人はすでにオファーが来ることを示唆したが、彼を保持するためにもリーズは昨季(3位)よりも1つ良い結果を残す必要がある」と、プレミアに昇格することが残留させる条件になると伝えた。

 そして「(元リーズ監督の)ニール・レドファーン氏は先発入りしてすぐに田中を『エリート』と称賛したが、彼は2か月連続で月間MVPに選ばれた。田中はポゼッションをしている時も、していない時も素晴らしく、チャンピオンシップで戦う中で、リーズファンはここまで彼の弱点は1つも見ていない」と、チャンピオンシップのレベルを超越した選手だと称えている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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