金沢の8つの象徴がユニフォームデザインに採用されている

　デンマークのスポーツブランド「hummel（ヒュンメル）」は12月26日、2025年シーズンにツエーゲン金沢が着用する新ユニフォームデザインを発表した。来季は「楽しむ」がテーマ。ホームユニフォームは赤を基調としたシンプルなものだが、よく見ると地元・石川県を象徴する8つのデザインが散りばめられている。

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　2022年よりクラブ理念「挑戦を、この街の伝統に」を体現する5つの価値観（つなぐ／楽しむ／夢見る／育てる／つくる）をコンセプトに毎年ユニフォームを作成。25年は「楽しむ」にフォーカスする。

　加賀藩主前田家の家紋「梅鉢紋」、日本一の生産量を誇る「金箔」、 金沢町家の特徴「木虫籠(きむすこ)」、和の伝統を感じる「和傘」、石垣の博物館と言われる金沢城「石垣」、北陸の冬を象徴する「雪」、日本海の「白波」、雪から枝を守る伝統的な技法「雪吊り」の8つが全体にあしらわれている。

　また左袖に復興支援ロゴ「ONE HEART！石川」も。「石川県全体を盛り上げ、楽しんでもらえるようなシーズンにする」というクラブの強い想いも込められた。SNS上でも「金沢の文化が取り入れられていい」「透かしで和柄」「カッコよすぎ」「唯一無二の美しいデザイン」「梅鉢いいですね！」と好評の声が挙がり話題になっている。