192cm日本人が“世界5位” 21歳以下CBを海外格付け…A代表も経験「オールラウンダー」
川崎DF高井幸大が21歳以下の「オールラウンダーCB」世界5位に選出
2024年9月に20歳で日本代表デビューを飾ったJ1川崎フロンターレのDF高井幸大は世界でも有数の若手センターバック(CB)として高く評価されている。フランスのサッカー専門の研究機関である「CIES Football Observatory(スポーツ国際研究センター)」のスカウティングレポートで21歳以下の「オールラウンダーCB」の世界5位に選出されていた。
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高校2年生の17歳で川崎とプロ契約を結び、今夏のパリ五輪にも出場。さらに9月の北中米ワールドカップアジア最終予選の中国戦で日本代表デビューを飾った。身長192センチと長身ながら足元の技術にも優れる。
そんな高井は守備と攻撃面の配給力のバランスが取れた「オールラウンダーCB」のカテゴリで21歳以下のトップ10入を果たした。「CIES」による独自の指標でつけられたスコアは77.7ポイント。3位のセルビア代表DFヤン=カルロ・シミッチ(アンデルレヒト/79.2ポイント)、4位のU-20セネガル代表DFウスマン・ディアオ(ミッティラン/77.9ポイント)と欧州クラブで活躍する選手たちの中で堂々の5位に名を連ねている。
2024年シーズンのJリーグでベストヤングプレーヤー賞を受賞した高井はすでに世界でも指折りのDFに数えられていたようだ。日の丸を背負って戦う20歳のさらなる飛躍に期待したい。
なお、同カテゴリのトップは、今年歴代2位の若さとなる17歳60日でスペイン代表デビューを飾ったバルセロナのDFパウ・クバルシで90.2ポイントだった。パリ五輪金メダルメンバーでもある神童は、2位のエクアドル代表DFジョエル・オルドネス(クラブ・ブルージュ/79.9ポイント)に10ポイント以上の差をつけて、この世代で頭1つ抜けた存在となっていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)