イタリアの名将が「守り方を知らない」とバルサ酷評 メッシも「下降線に入った選手だ」

カペッロ氏がCL準々決勝のユベントス対バルサ戦を予想

 かつてACミランやレアル・マドリードを率いた名将ファビオ・カペッロ氏が、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」で翌週に迫ったイタリア王者ユベントスとバルセロナのUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝の予想を語っている。カペッロ氏は「バルサは守り方を知らない」として、守備組織を酷評した。

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 バルセロナは決勝トーナメント1回戦で、パリ・サンジェルマンを相手に初戦で0-4と敗れた絶望的な状況から、第2戦に6-1で勝利するというサッカー史に残る奇跡的な逆転劇を演じて準々決勝に進出。そこでユベントスと対戦することになった。

 カペッロ氏は「勝ち上がる可能性は、50-50だ」とした上で、展開をこう予想した。

「バルセロナは守り方を知らないチームだ。ユベントスはチャンスを作るし、何点かは取るだろう。重要なことは、彼ら(バルサ)は決してあきらめないということだ。95分になってもね。彼らは、3分か4分あればすべてをひっくり返す」

 カペッロ氏がレアルを率いていたスペイン時代には、優勝しながら「サッカーが守備的すぎる」という理由により1年で解任された。それも、二度(1996-97、2006-07)にわたって同じことが起こった。そうした哲学の持ち主だけに、2戦合計6-5で勝ち抜きを決めたバルセロナの戦いは「守備を知らないだけ」との評価になるようだ。

 

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