欧州仕様のJ会場に驚き「もはやプレミア」 構想6年の全貌は「唯一無二」【24年厳選】
J2長崎の本拠地ピース・スタジアム竣工に寄せられた反響
残り数日となった2024年だが、今年は日本国内に3つの素晴らしいサッカースタジアムが誕生した。2月にはJ1のサンフレッチェ広島の新本拠地である「エディオンピースウイング広島」とJ2のツエーゲン金沢のホームスタジアム「金沢ゴーゴーカレースタジアム」がオープン。そして10月にはJ2のV・ファーレン長崎のホームスタジアムである「ピース・スタジアム」が開業している。2024年のサッカー界では数々の反響シーンがあったなか、今回はピース・スタジアム竣工式時の声を振り返る。
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今年10月にこけら落としを迎えたピース・スタジアムは、約2万人を収容するサッカースタジアムだ。このサッカースタジアムを中心にアリーナ、ホテル、ショッピングモール、オフィスが作られており、複合施設「長崎スタジアムシティ」として2018年から構想されていたものだった。
6年の時を経て完成したスタジアムの竣工式が9月6日に行われたが、その様子を伝えた「NCC長崎文化放送」の公式YouTubeチャンネルでは、クラブを運営するジャパネットグループの髙田旭人社長が「想像を超えたものができたと思う」と、胸を張る様子も伝えられた。そしてコメントでも「とうとう完成」「もはやプレミアリーグ」「これは唯一無二」といった声が多く寄せられた。
今シーズンのJ2で3位となった長崎だったが、J1昇格プレーオフでは準決勝でベガルタ仙台に1-4で敗れて新スタジアム完成直後の悲願のJ1昇格を達成することはできなかった。それでも新シーズンに向けてはヴィッセル神戸でキャプテンを務めていた元日本代表MF山口蛍を補強するなど、J1昇格に向けた強い意欲を見せている。ピッチと客席の最短距離がわずか5メートルと、日本で最も選手とファンの距離が近いとされるスタジアムでJ1の試合が開催される日が待たれる。