中村俊輔コーチが感情露わ「初めて見た」 試合中に抗議、寡黙なイメージが一変【24年厳選】
鬼の形相で抗議、今季リーグ戦のワンシーンに再脚光
現役時代、天才レフティーとしてその名を轟かせた元日本代表MFの中村俊輔氏は、2023年シーズンより横浜FCのコーチに。指導者としてセカンドキャリアを歩むなかで今季リーグ戦の試合中、寡黙なイメージを覗かせてきた中村コーチが思わず感情を露わに。2024年のサッカー界では数々の反響シーンがあったなか、指導者としての振る舞いに熱視線が送られた場面を改めて振り返る。
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中村氏は2022年シーズン限りで現役を引退後、翌年から横浜FCのコーチに就任。指導者として2年目を迎えた今季、チームは自動昇格圏の2位でフィニッシュし、J1復帰を決めた。シーズン中、ときには白熱の勝負が繰り広げられる試合もあったなか、普段は冷静で取り乱すことがないイメージのレジェンドが思わず熱く抗議する姿があった。それは今年8月、本拠地で行われたV・ファーレン長崎戦(0-0)での出来事だった。
横浜FC(首位)と長崎(3位)の上位対決の構図で0-0のまま迎えた後半43分、タッチラインを割ったボールを横浜FCのFW髙橋利樹が拾い、ボールをすぐに相手に渡さなかった行為をきっかけに両チームの選手・スタッフが入り乱れての乱闘騒ぎに。この場面で退席処分になった長崎の齋藤直幸コーチが横浜FCの選手に詰め寄った際、中村コーチは自チームのプレーヤーを守るかのように齋藤コーチを引き剥がし、鬼の形相を見せ熱く抗議する姿があった。
寡黙なイメージがあった中村コーチとあって、指導者としての振る舞いに当時、ファンからは「珍しい」「ここまで感情的になる俊輔コーチは初めて見た」といった驚きの声が。そんな中村コーチは現在、Pro(旧S級)ライセンス取得を目指して活動中。近い将来、ベンチ前で熱く指導する姿を多くのファンが目にすることになるかもしれない。