イタリア人の父を持つGKファンティーニ燦が鳥栖に加入 チェゼーナから逆輸入、東京五輪世代の逸材

千葉県出身で、2010年からチェゼーナの下部組織に所属

 サガン鳥栖が3日、イタリアのチェゼーナに所属する18歳GKファンティーニ燦の獲得を発表した。背番号は30となっている。

 1998年生まれのファンティーニは千葉県出身で、イタリア人の父と日本人の母を両親に持つ。2010年からチェゼーナ下部組織のU-12に所属すると、徐々にカテゴリーを上げて2016年はU-19に所属。そして昨年8月、チェゼーナトップチームで初のベンチ入りも果たしていた。当時、自身のツイッターで「今日初めてトップでベンチ入りしました。小さい頃からの1つの目標でもあったから、感動した。 自分の背番号と名前がある服を着れた事も幸せだった。ほんと、みんなに感謝してます!」と綴っている。

 182センチ・78キロのサイズで、日本とイタリアの国籍を持つファンティーニは東京五輪世代の逸材としても期待されている。鳥栖加入にあたり、次のように抱負を語った。

「こんにちは、ファンティーニ燦です! イタリアから来ました。このクラブに入れて、とても嬉しく思っています! 日本の環境にできるだけ早く適応し、サポーターの皆様と一緒に戦っていきたいと思います! 応援よろしくお願いします!」

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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