ミラン本田は「ベンチでも快適に過ごす」 “価値ある契約満了選手”と伊メディアが推薦
「来季には確実にチームにいない存在」と酷評も、他クラブに獲得を勧める
ACミランの日本代表FW本田圭佑は、今季終了後にミランとの契約満了を迎えてフリートランスファーの選手になる。イタリアの出版社が運営するデジタルメディア「fanpage.it」の契約満了選手特集のなかにも名を連ねたが、その評価は「ベンチでも快適に過ごす」というものだった。
本田は2014年1月にミランへ加入した。記事では「ミランに到着した時、彼は自分自身を日本サッカー史上で最高の選手の一人だとプレゼンテーションした」と紹介。しかし今季のリーグ戦で5試合、イタリア杯1試合の出場で合計わずか95分間のプレータイムしかない本田の苦境を同メディアは伝えている。
「30歳になった本田は、いつも物憂げにベンチに座っているだけの存在として11人から姿を消した。ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、彼をベンチからチームメートのプレーを眺めているための要員として置いている。シーズンのなかで、ほぼ1試合分の時間しかプレーしていない選手が戦力として見なされているわけはなく、来季には確実にチームにいない存在だ」
現地メディアで「パンキナーロ(ベンチ要員)」という有り難くないニックネームを拝命したそのままに、「ベンチからプレーを眺めているための要員」と厳しく指摘された。しかし、今季終了後に契約が切れる本田について、同メディアは意外にも他クラブに獲得を勧めることができる存在だとした。
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