ロッカー室に響いた「やめろ」 森保監督“反対”も…高クオリティーパフォ披露の舞台裏
レジェンドマッチに登場
日本代表の森保一監督は12月21日、エディオンピースウイング広島で行われたサンフレッチェ広島レジェンドマッチに選手として先発出場した。森保監督はDF片野坂知宏やMF森崎和幸らとともにスターティングメンバ―にサプライズ登場。ボランチで地元ファンを約20分間魅了した。森崎和のゴール後には高クオリティーの“人文字”パフォーマンスにも参加した。
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新たな伝説が刻まれた。今年からスタートした広島の新スタジアムにレジェンドが勢揃い。過去J1で3度の優勝に導いた森保監督も選手兼監督として出場。まさかの先発出場では20分間プレーして、ピンポイントのクロスで決定機を演出したり、“ドラゴン”FW久保竜彦とのマッチアップも大盛り上がりだった。
なかでも会場が一番熱狂したのが、前半22分。自身が退いてからMF森崎和のゴールで同点となると、ゴールパフォーマンスでは「ポイチ」の人文字が作られた。森保監督も登場して胸の前でハートマークを作り満面の笑み。これはDF石川大徳の発案だったという。森保監督は「ロッカールームでホワイトボードに石川ノリが立ち位置を決めて。私の引退試合ではないので『やめろ』と言ったんですけど、みんな盛り上がっていたので(笑)。戦術の話しようとしたのにパフォーマンスの話でした」と、ノリノリで決まった舞台裏を明かした。
20分間のプレーは「ほとんど運動していないのでただの運動不足のおやじだった」と冗談交じりに表現。「いい時間を過ごさせていただいた。明日ベッドから起き上がれるか心配」と終始楽しそうだった。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)
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