トッテナムが日本代表27歳を獲得か 海外記者が推奨、恩師と再会へ「歓迎すべき補強になる」
ポステコグルー監督が率いるトッテナムへ…旗手の獲得を推奨
イングランド1部トッテナムは、16節を消化したプレミアリーグで10位となっている。クラブを率いるアンジェ・ポステコグルー監督は、チームを再建するために冬の移籍市場で、自身がスコットランドに連れてきた日本代表選手を獲得するのではないかと、英メディア「The Boot Room」が報じている。
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2018年から21年まで横浜F・マリノスで指揮を執っていたポステコグルー監督は、その後スコットランド1部セルティックの監督に就任した。ヴィッセル神戸からFW古橋亨梧、横浜F・マリノスからFW前田大然、川崎フロンターレからMF旗手怜央と、Jリーグで活躍していた選手たちを補強。セルティックでの2シーズンでリーグ戦連覇を含め、5つのタイトルを獲得した。
その手腕が評価されて2023-24シーズンからトッテナムの監督に就任したポステコグルー監督だが、古橋やデンマーク代表MFマット・オライリーの獲得が噂にはなったものの、古巣から選手を獲得はしていない。しかし、ジョシュ・ヒューズ記者は1月の移籍市場で旗手の獲得に乗り出す可能性を指摘した。
旗手はポステコグルー監督が、とてもよく知っている選手であり、信頼している選手であることから、移籍の可能性はあるとヒューズ氏は見ているという。「中盤の選手で最後に挙げたいのが旗手怜央だ。彼はレンジャーズとの試合でPKを決めた1人だ。アンジェがよく知り、信頼を寄せている選手でもある。移籍が実現する姿が思い描ける選手だ。あとはスパーズ(トッテナム)が、セルティックが彼をキープすることが難しいと感じる移籍金を払えるかどうかだ」と、トッテナムが補強に本腰を入れれば十分可能だという見解を示した。
また記事では、旗手がポステコグルー監督の下でプレーしていた時のリーグ戦のスタッツを紹介。出場40試合で36勝3分1敗、9得点10アシストであり、「これは驚異的な記録だ」とし、「旗手は守備的な仕事も献身的にこなすMFだが、ポステコグルー監督の下ではゴールやアシストにも絡んでいた」と伝えた。そして「これはトッテナムにとって賢い契約になり、イヴ・ビスマが苦しんでいるなかで、スパーズの中盤にとっては非常に歓迎すべき補強になる。トッテナムはピッチの中央でもっとエネルギーが必要であり、旗手はそれをもたらせる。1月の移籍市場で注視すべきことだ」と、旗手の獲得を強烈に後押しした。
これまでステップアップ移籍については、旗手自身もチャンスを待っていることを認めてきた。実際にオファーが届けば、実現する可能性は十分だろう。これまでも自身のよく知る選手を獲得してきたポステコグルー監督だが、再び旗手にオファーを出すこととなるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)