岡崎が“提言” FK失敗続く本田からキッカーを変更するべき?

我を出すことがチームにマッチしたとき、日本の良さが出る?

 本田はパレスチナ戦で積極的にFKを狙った。前半24分、後半25分に左足を強振したが、ボールは枠を大きく外した。2本目もバーを大きく越え、微調整の成果がさほど見られなかったために、スタンドからはため息が漏れた。

 日本代表にはG大阪MF遠藤保仁、ハノーバーで好調なMF清武弘嗣ら優秀なキッカーが存在する。極端にFKの精度を欠いたキッカーがいかに親友であろうが、代表のエースであろうが、FKキッカー変更という選択肢がチームに存在すべきと岡崎は強く主張している。

「誰かが、気を遣って『やれよ』とかじゃなくて、個人がもっと我を出していかないといけないと思う。それがエゴとかじゃなくて、チームにマッチしたときに初めて、日本の良さが出ると思うんで。今はまだ荒削りな部分がある。それはパレスチナ戦でも出たと思うし。そういう意味では、成長しながら戦っていけば、自分たちは優勝するチャンスがかなりある。元々、評価は高いし、自分は優勝するチャンスはいっぱいあると思う。やっぱり成長しないといけない」

 本田が蹴りたいと主張しても、引かずに自己主張する気持ちが、周囲に必要だと岡崎は分析している。自己中心的であってはならないが、個々に強い気持ちがなければ、チームとして成長はないと見ている。

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