岡崎が“提言” FK失敗続く本田からキッカーを変更するべき?
「圭佑がFKを1本失敗したら、そういうのもチームとして必要になってくる」
日本代表FW岡崎慎司(マインツ)が、親友のFW本田圭佑(ACミラン)のFKキッカー固定という現行の“方針”に異論を唱えている。
初戦パレスチナ戦を4-0で快勝発進したアギーレ・ジャパンの主力は13日午前、クールダウンでコンディション調整を行った。前半25分にFW香川真司(ドルトムント)の右足での強烈なシュートにヘディングで完璧に反応。コースを変えてゴールネットを揺らすというワールドクラスの妙技を見せつけた試合から一夜明け、報道陣の質問に珍しく反応した。
「本田選手はPK1本だったけど、一番多い6本のシュートを放った。岡崎君は3本だったけれど、それぞれに結果を出したいという気持ちはある?」
1トップとして前線で身体を張り、代表通算41得点目を奪った侍ストライカーは、このぶしつけな質問にプライドを刺激された様子だった。
「まぁ、圭佑にはFKとかあったからね。例えばああいうのも、圭佑がFKを1本失敗したら、キヨとかが俺がやりたいって言うとか、そういうのもチームとしては必要になってくると思う。バリエーションというか、圭佑が蹴るだろうと思っているときにキヨが蹴ったら、相手は絶対に油断していると思うし。そういう武器が自分たちにはいっぱいあると思う」