今季“19発”FW、夏の移籍を「目指していた」 注目の去就「色々な話をいただいている」

磐田のジャーメイン良【写真:徳原隆元】
磐田のジャーメイン良【写真:徳原隆元】

ジャーメイン良は今年19得点で躍進

 今シーズンのJ1リーグ最終節を終え、ジュビロ磐田は1年でのJ2降格が決まってしまった。それでも際立った活躍を見せたのが29歳FWジャーメイン良だ。昨シーズンJ2での9得点がキャリアハイだったストライカーは、J1の舞台でゴールを量産。負傷離脱する時期があったものの32試合で19回もゴールネットを揺らし、得点ランクで3位タイとなった。夏に欧州クラブからの関心も報じられていたなか、その真相をスポーツチャンネル「DAZN」の「内田篤人のFOOTBALL TIME」内で明かしている。

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 第2節の川崎フロンターレ戦(5-4)で1試合4ゴールを叩き出したジャーメインは、その後も得点を重ね続け、30歳を目前に突如の覚醒を見せた。負傷した第12節の東京ヴェルディ戦(2-3)までに11得点を決めた。日本代表入りも期待されるようになり、その活躍ぶりは海外にも知れ渡ったようで、欧州からのオファーもあったという。

「夏は報道もちょっとあったのですが、確かに(移籍を)目指していた。エージェント(代理人)と話をしていて、『可能であれば(移籍したい)』という話はしていたのですが、結果的に契約まではいきませんでした。そこは(欧州移籍の)思いはありましたし、代表も自分ではそこまで意識していなくても、周りから言われることが多くなりましたし、入りたい思いはあります」と、ジャーメインは胸の内を明かした。

 来シーズンに向けては、磐田との契約延長を含め「色々な話をありがたいことにいただいています」と言うストライカーの去就は、このオフシーズンの注目ポイントの1つだ。来季に向けて「昨シーズンはJ2で9点、二桁まであと1点が取れなかった。今年は19得点で、あと1点で20点が取れなかったので、来年は20点。とにかく20点に到達することを目標にやりたいと思います」と、ジャーメインは決意を語った。この目標を、どのリーグで、何色のユニフォームを着て目指すこととなるのかは、続報を待ちたい。

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