テネリフェ柴崎が声援に感謝 日本から来たファンにも「良いプレーを見せたい」

1-0と勝利した本拠地オビエド戦で待望の新天地デビュー

 スペイン2部テネリフェのMF柴崎岳が2日、本拠地オビエド戦で移籍後初の先発出場を果たし、後半30分に途中交代となった。1月のスペイン上陸後、心身両面の不調に陥ったことで、2カ月が経過してようやく先発のチャンスをつかんだ柴崎は、日本から本拠地エスタディオ・エリオドロ・ロドリゲス・ロペスにやって来た“ガクマニア”の声援に感謝している。スペイン地元紙「エル・ドルサル」が報じた。

 

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 左MFで先発した柴崎はポジションを移しながらも好機を窺ったが、大きな見せ場を作れなかった。それでも昇格プレーオフ進出を争うチームは5位オビエドに1-0と勝利、勝ち点を52に伸ばし3位に浮上した。

 2万4000人収容可能なスタンドには1万7353人の観衆が詰めかけ、柴崎の先発デビューを見守った。

「今日は日本から僕を見に来てくれた人たちもいた。それは嬉しいです。でも僕のゴールは、ここの人々と日本の人たちのためにいいプレーを見せること。簡単な試合ではなかったけれど、この経験は将来的に生きる」

 柴崎はこう語り、スタンドを埋めたサポーターと日本人ファンへの感謝を忘れなかった。そしてテネリフェでの日々について、次のように続けている。

 

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