鹿島エースを自宅前で待ち伏せ「迷惑をかけたんだぞ」 今季15得点…“禊”の裏側告白「ヤバイ」

鹿島の鈴木優磨【写真:徳原隆元】
鹿島の鈴木優磨【写真:徳原隆元】

鈴木がリーグ戦初の一発退場の後の「おばあちゃん」とのエピソードを告白

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 鹿島アントラーズは2024シーズンのJ1で5位となった。そのなかでFW鈴木優磨はリーグ戦36試合に出場してチーム最多の15ゴールを挙げてチームを引っ張ったが、欠場した2試合は累積警告と退場による出場停止となっている。スポーツチャンネル「DAZN」の「内田篤人のFOOTBALL TIME」で、リーグ戦初の一発退場の後には「おばあちゃん」による説教が待っていたことを明かした。

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 鈴木は第36節の名古屋グランパス戦(0-0)で相手のファウルに対する報復行為でレッドカードを受けてしまう。続く京都サンガF.C.戦(0-0)を欠場することになった。「FOOTBALL TIME」に出席した鈴木は、「自分に賞を与えるとしたら何の賞?」と問われ、「おばあちゃんの圧力にたえられたメンタル賞(原文ママ)」と回答した。

 その真意を元日本代表DF内田篤人氏に聞かれると「必ず試合前におばあちゃんに言われるセリフがあって。『点を取って』とか『勝たせて』とか『責任をもってプレーして』とかじゃないんです。必ず言われるのが、『いらないイエローカードをもらわないように』と、毎試合言われるんですよ」と、二世帯住宅で一緒に暮らす祖母からのアドバイスを明かした。

 これを聞いた内田氏は爆笑して「おばあちゃん、スタジアムに来てもらおうよ」と、今季公式戦で7枚のイエローカードと1枚のレッドカードを集めた鈴木に提案。鈴木は自身がおばあちゃん子であると言い、「今年、初のレッドカードをもらって『ヤバイな』と思って家に帰ったら、おばあちゃんは家の前で待ち伏せしていて、本当に家の中に入るまで10分くらいかかりました」と告白した。これに内田氏は再び爆笑して「おばあちゃん! 何か言われたの?」と、深堀りした。

 鈴木は「めっちゃ言われました。『何やってるの?』と。『あんたがレッドカードを受けたおかげで、みんなに迷惑をかけたんだぞ』と淡々とずっと言われました」と言い、「だから、『ごめんなさい』とずっと言っていました」と、初のレッドカードを受けた後に、自宅であったエピソードを明かした。

「禊は終了しました」の発言で大きな話題に

 京都戦を欠場した鈴木だったが、続く第37節のセレッソ大阪戦(2-0)、FC町田ゼルビア戦(3-1)では、それぞれ1ゴールを挙げてチームの連勝でのシーズン終了に大きく貢献。C大阪戦後のフラッシュインタビューでは、「退場して非常に反省しましたし、今日点を取って勝たせたら禊が終わりだと思っていたので、やっと禊が終わったとはっきり言えます。禊は終了しました」と胸を張り、インタビュアーにもう一度と促され「禊は終了しました」と繰り返して話題にもなった。3年連続で優秀選手賞を受賞したストライカーは、「結構、前々から仕込んでいたんです」と、コメントを準備していたことを明かしている。

 新シーズンに向けて「鬼木(達)さんらしいサッカーをして、またチーム一丸となり、鹿島らしさを前面に出したサッカーをして、ファンが待ち望んでいるタイトルを必ず取れるように頑張ります」と意気込みを語った鈴木。おばあちゃんだけでなく、ファン・サポーターも、来季こそ出場停止なしでシーズンを戦うことも期待しているはずだ。

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