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「まじか!?」「お帰りなさい」歓喜続々 稲本潤一氏がJ1川崎の育成部コーチ就任「大変お世話になった」
川崎にレジェンド帰還
川崎フロンターレは12月20日、元日本代表MF稲本潤一氏が育成部コーチに就任することを発表した。川崎に10年ぶりに戻ってくるレジェンドに対し「まじか!?」「お帰りなさい」といった歓喜の声が寄せられている。
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稲本氏はガンバ大阪の下部組織から、1997年に当時最年少の17歳6か月でJデビュー。プレミアリーグの強豪アーセナルやフルハム、トルコ、ドイツ、フランスなど欧州各国でプレーしている。10年に川崎へ完全移籍し国内リーグに復帰。その後は北海道コンサドーレ札幌、SC相模原と渡り歩き、22年から南葛SCに所属していた。
黄金世代として小野伸二氏や高原直泰氏らとともに年代別代表やA代表の主力として活躍しており、ワールドカップには3大会(2002年日韓大会、06年ドイツ大会、10年南アフリカ大会)に出場した。
稲本氏のコメントは以下のとおり。
「このたび、川崎フロンターレの育成部コーチに就任することになりました。フロンターレは、2010年にJリーグに復帰した際に大変お世話になったクラブであり、こうしてまたクラブに貢献できる機会をいただけたことを大変うれしく思います。私自身、ユース時代にプロデビューを果たしましたが、近年では年齢に関係なく、才能ある選手たちが早い段階でプロの舞台で活躍できる環境が整ってきています。私も指導者として、彼らがプロとして通用するスキルを磨き、将来日本を代表する選手へと成長していけるよう全力でサポートしていきたいと思います。これまでのプロキャリアで培った経験を生かし、選手たちとしっかり向き合いながら指導に取り組んでいきます。
指導者としてはまだ1年目であり、これは私自身にとっても新たなキャリアのスタートです。アカデミーの選手たちと共に成長しながら、日々努力していきたいと考えています。最後になりますが、フロンターレを支えてくださるスポンサーの皆様、そしてアカデミーの選手たちを日々サポートしてくださる保護者の皆様にも、心より感謝申し上げます。この年代は『自主自立』が求められる時期でもありますが、選手自身とその周囲を支える方々への感謝を忘れず、指導に臨んでいきます!」
(FOOTBALL ZONE編集部)