テネリフェ柴崎が初先発で奮闘 1-0勝利後に明かしたJリーグとの「二つの違い」とは

5位オビエドとの一戦に左MFで出場も得点には絡めず チームは3位浮上

 スペイン2部テネリフェのMF柴崎岳が2日、本拠地オビエド戦で移籍後初のスタメン出場を果たし、後半30分までプレーした。1月のスペイン上陸後、心身両面の不調に陥り、ようやく手にした先発の舞台だったが、柴崎はスペインサッカーとJリーグの「二つの違い」を指摘している。スペイン地元紙「エル・ドルサル」が報じた。

 左MFで先発した柴崎はポジションを移しながらも好機を窺ったが、大きな見せ場を作れなかった。それでも昇格プレーオフ進出を争う5位オビエド相手の1-0勝利に貢献、チームは3位に浮上した。

 地元紙では柴崎の試合後のコメントを紹介している。「しばらくプレーしていなかった。いいプレーができたと思うし、嬉しい」と素直に先発デビューを喜ぶ一方、Jリーグとの違いについて言及している。

「ここのスピードは日本のスピードとは違う。ファンにもっと喜んでもらえるように成長しないといけない。左でプレーしたけれど、あまりそこに留まらなかった。中央から他の選手を探していた。スペインのプレー強度はとても高い」

 

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