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コンバートで新たな才能を開花させた11人を英メディア選出 異彩放つ“器用な名手”とは
トップ下には“ワンダーボーイ”
センターバック(CB)には、本職のセンターハーフとしても世界最高の選手としての評価を得ているマンチェスター・ユナイテッドのMFマイケル・キャリック、バルセロナのMFハビエル・マスチェラーノの二人が選ばれた。
キャリックはCBとしてのプレー機会は少ないものの、起用されればその正確なキックで攻撃の起点となった。マスチェラーノは中盤の潰し屋として絶大な存在感を見せるが、タレント豊富なバルサではストッパーとして定着した。
中盤には3人のセンターハーフとして、イングランド代表のレジェンドであるユナイテッドのFWウェイン・ルーニー、リーズ時代にストライカーとしてブレークを遂げ、その後に中盤へポジションを移したFWアラン・スミス、サイドバックを本職とするマンチェスター・シティのMFパブロ・サバレタが選ばれた。
そしてトップ下として、元イングランド代表FWマイケル・オーウェンが選ばれた。リバプールやレアル・マドリードではスピードを生かした典型的な点取り屋だったが、ニューカッスル時代には攻撃的MFとしてもプレー。当時のケビン・キーガン監督は、オーウェンはこのコンバートによってキャリアを伸ばしたと語った。