マンチェスター・シティ女子の山下杏也加が2連覇中のバルセロナを完封

　なでしこジャパンのGK山下杏也加（マンチェスター・シティ）が欧州女子チャンピオンズリーグ（CL）2連覇中の女王・FCバルセロナを唯一“完封”した選手として注目を集めている。

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　シティは今季の女子CLのグループステージでバルセロナらと同組に。10月のグループ初戦では2連覇中のバルセロナと対戦し、2-0で勝利を収めていた。山下はこのバルセロナ戦を含めて今季のCLで4試合（予選1試合、グループステージ3試合）に出場し、失点は1度も許していない。

　シティは現地時間12月18日にグループステージ第6節でバルセロナとの再戦を控えるなか、UEFAの公式サイトでは「女子CLの第6節で見るべき選手たち」が特集されており、4選手のうちの一人として山下がピックアップされた。

　今年度「FIFAザ・ベスト」の年間最優秀GK賞にもノミネートされている守護神について記事では「シティは今季GKをローテーションしているが、最も重大なゲームでは日本代表の山下が選ばれている」と言及。さらに「山下は今季バルセロナをシャットアウトした唯一のキーパーであり、彼女はCLで出場した4試合でまだ失点を許していない。これはトロフィーを積み重ねてきた彼女のキャリアにふさわしいものだ」とその活躍ぶりが特筆されていた。

　なでしこジャパンの中心選手として2021年の東京五輪や今夏のパリ五輪などに出場した山下。海外挑戦1年目ながら、すでに欧州の舞台で絶大な存在感を示しているようだ。