日本人FWが欧州で主役「なんてゴールだ」 同僚絶賛、トロフィー獲得へ導く“快足弾”

セルティックの前田大然【写真:ロイター】
セルティックの前田大然【写真:ロイター】

前田の活躍もありセルティックが2季ぶり22度目のカップ戦優勝

 スコットランド1部セルティックの日本代表FW前田大然は現地時間12月15日に行われたリーグカップ決勝のレンジャーズ戦で1ゴールと勝利を決めるPKを成功させる活躍で、2季ぶり22度目の優勝に大きく貢献した。持ち前の高速プレスから奪ったゴールはチームメートからも「なんてゴールだ」と絶賛された。

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 セルティックは前半41分に先制を許す展開となったものの、後半11分にDFグレッグ・テイラーのゴールで追い付いた。すると、同点弾から4分後、前田が自慢の瞬発力を武器にゴールへの道を切り開く。相手DFのバックパスを鋭い出足で奪うと、そのままゴール前に持ち運び、最後は左足でフィニッシュ決めた。宿敵レンジャーズとの大一番で決めた貴重な得点に対し、試合を中継していた英テレビチャンネル「Premier Sports」の実況も「致命的な前田大然!」と伝えた。

 試合はその後も点の取り合いとなり、延長も含めた120分間を3-3で決着はPK戦へ。5人目として登場した前田はゴール左へ蹴り込み、セルティックの優勝を決めた。

 試合後に「Premier Sports」のインタビューで前田のゴールについて聞かれたセルティックのMFパウロ・ベルナルドは「彼がゴールを決めて嬉しいよ。なんて走り、なんてゴールだ」と絶賛していた。27歳の韋駄天FWは準決勝アバディーン戦(6-0)でのハットトリックに続く活躍で、リーグカップでは今季3試合6得点の大暴れ。トロフィー獲得の立役者となっていた。

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