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シャルケ戦でまたも躍動した香川 “冷静なアシスト”も勝ちきれず「すごく落胆」
オーバメヤンの先制点をお膳立ても1-1のドロー ホッフェンハイムに抜かれ4位後退
ドルトムントの日本代表MF香川真司は、1日に敵地で行われたシャルケとの「レヴィア・ダービー」に公式戦4試合連続のスタメン出場を果たして、今季3アシスト目を記録した。相性の良い宿敵との一戦で持ち味を発揮し、ゴール前でも「冷静に判断できた」と試合の手応えを振り返るとともに、勝ちきれなかったことに悔しさを露わにした。ブンデスリーガ公式サイトが、試合後のコメントを伝えている。
香川は過去8試合4得点とシャルケ相手に抜群の勝負強さを見せていた。直近3試合連続スタメン出場で得点にも絡み、日本代表の一員として出場した3月28日のタイ戦(4-0)でもゴールを決めて復調を印象づけていた。そしてこの日の一戦でも、0-0で迎えた後半8分に最終ライン裏へ絶妙なタイミングで飛び出してMFデンベレからのスルーパスを受けると、GKと1対1の場面を迎えるも、並走していたFWオーバメヤンへラストパスを通しゴールをアシストした。
「うまい形にデンベレが(パスを)出してくれたので、僕はシュートの選択肢もありましたけど、オウバ(オーバメヤン)がフリーで空いていたので、冷静に判断できたのかなと思っています」
トーマス・トゥヘル監督は試合前に「香川は驚くほどフィットした状態で代表から戻ってきたようだ」と、“ダービー男”に期待を寄せていた。香川自身も「体の重さはありましたし、その中でどこまでやれるかというのは自分自身のチャレンジでもありました。試合は90分あるということを試合前から言い聞かせながら、後半、やはりスペースが空いたり、相手(の体力が)落ちた中で主導権は握れたと思います」と手応えを感じているが、勝利を逃したことについては「2点目、3点目のチャンスがあったのでそれを決めないとこういう戦いになるんだなと感じました」と語るなど、悔しさを露わにしている。