日本代表SBが「なぜそこにいる?」 ストライカー彷彿…欧州初ゴールに「こりゃ上手い」

毎熊晟矢がEL初ゴールを決めた【写真:ロイター】
毎熊晟矢がEL初ゴールを決めた【写真:ロイター】

AZ毎熊晟矢がELルドゴレツ戦で移籍後初ゴール

 オランダ1部AZの日本代表DF毎熊晟矢が現地時間12月12日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第6節のルドゴレツ(ブルガリア)戦で移籍後初ゴールをマーク。サイドバックとして攻守に奔走したなかで、意外な位置からの得点にファンからは「なぜそこにいる?」「もうFWなんよ!」と熱視線が注がれている。

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 待望の瞬間は1-0とAZがリードした前半19分に訪れた。敵陣で味方がパスを回すなかで、右サイドからFWエルネスト・ポクが中央へクロス。これに反応したのが毎熊だった。左足のインサイドで上手くボールをミートさせると、相手GKが伸ばした手よりも外へ逃げるシュートがゴール左サイドへ突き刺さった。

 毎熊にとってはこれが欧州移籍後初ゴール。この一撃にファンからは「こりゃ上手い」と賛辞が寄せられた一方、話題となったのがそのポジショニングだ。主戦場がSBながら、中央へ出現しFWを彷彿とさせるゴールを決めたことから「なぜそこにいる?」「もうFWなんよ!」と驚きの声も上がった。今夏にJ1のセレッソ大阪から完全移籍後、SBの主力としてここまでリーグ戦では13試合に出場。攻守に安定したパフォーマンスを示し、戦力的価値を高める27歳のさらなる活躍に期待が膨らむ。

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